|
三国峠(みくにとうげ)は、日本の新潟県南魚沼郡湯沢町・群馬県利根郡みなかみ町の境(上越国境)を越える峠である。 == 概要 == 古くは越後と江戸を最短距離で結ぶ三国街道の一部として整備されていたが、冬期の積雪、雪崩、夏場の集中豪雨による土砂災害など難所であった。昭和になり、国道17号(三国トンネル)の開通により物流の大動脈となるが、その後の関越自動車道の開通により交通量は減少した。ただし、燃料や一部の薬品などの危険物を搭載した車輌は関越トンネルの通行が禁止されているため、現在でもこの峠を経由している。バブル景気のころには、月夜野ICから苗場スキー場に向けてスキーヤーの車で大渋滞した。現在、三国トンネルの老朽化などに伴って新三国トンネルの建設が計画されている。 まだ新人の田中角栄が選挙民向けに行った演説として、「三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばすのであります。そうしますと、日本海の季節風は太平洋側に吹き抜けて越後に雪は降らなくなる。出てきた土砂は日本海に運んでいって埋め立てに使えば、佐渡とは陸続きになるのであります」というものがある〔水木楊「田中角栄 - その巨善と巨悪」、文藝春秋、2001年〕。 ファイル:Mikuni Pass amountainpath north.jpg|上信越自然歩道 ファイル:Mikuni Tunnel Gumma side.jpg|三国トンネル 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三国峠 (群馬県・新潟県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|